年末年始にインフルエンザ?!病院に行けないときの対処法
インフルエンザの症状
①発熱(38℃〜)
②頭痛・腹痛・吐き気・寒気
③強い関節痛・体の痛み
個人差はありますが以上の症状が一般的です。
加えて学校や職場、身近にインフルエンザにかかった人がいた場合はインフルエンザの可能性が非常に高いです。
年末年始や休日、病院に行きたい場合
医療情報ネットワーク
まずは近場で救急がないか調べましょう
各都道府県別に病院、休日診療している病院を調べることができます。
小児救急ダイヤル
#8000 にプッシュダイヤルすると自動転送でお住いの相談窓口に電話がかかります。
小さなお子さん(0歳~)をお持ちの保護者の方が、休日や夜間の急な子供の病気について適切な対応を児科医師や看護師からアドバイスしてもらえます。
また病院にの診断を受けるべきなのか迷った際にも相談できます。
病院に行かなくてはいけない人の条件
本題の病院に行けない場合の前に注意点です。はじめに記述しておきますが、インフルエンザにはハイリスク患者層なるものが存在します。つまりインフルエンザにかかると重症化する恐れがあるので必ず病院での診断、処方を受けなければいけない人です。
以下の方は必ず病院へ
①5歳未満の子供、特に2歳未満
②65歳以上の高齢者
③妊婦、産後2週間以内
④以下の基礎疾患を有する患者
-喘息
-慢性肺疾患(COPDなど)
-心疾患(先天性心疾患、心不全、冠動脈疾患)
-坦がん患者
-糖尿病
-その他(慢性腎臓病、慢性肝疾患、HIV、ステロイド使用者、神経疾患)
⑤病的肥満(BMI40以上)
病院に行けない場合
病院に行けない場合、気を付けることは「水分補給」になります。発熱によりいつも以上に水分を消費しているので気が付かないうちに脱水症状を引き起こす場合があります。これを防ぐために「のどが乾いたら水分補給」ではなく定期的にコップ一杯の水分を補給することがオススメ。
私の場合トイレに行ったら、目が覚めたらなど、目安として一日4リットルほどとっていました。
お子さんであれば4リットルをつらいと思いますので無理のない程度に!
おすすめは大塚製薬のポカリスエットです。ポカリスエットは製薬会社が作っただけあり、水分の吸収率や速さがほかの飲料とは違います。しかもおいしい。
OS-1(病院などに進めている水)よりこちらのほうが断然飲みやすいです!
また、発熱が高すぎて苦しい際には解熱剤を服用してもいいでしょう。
カロナール(通常は病院でしかもらえない)がおすすめです。15歳未満の子供にもつかえます。幼児及び小児は体重1kgに対し10~15mgを服用し、服用間隔は4~6時間以上とします。一日の総量は60mg/kgを限度とします。
(体重20kgの場合カロナール200mgは1錠ということになります。一日6錠まで)
市販の解熱剤を使ってもいいの?
インフルエンザの疑いがあるときは、極力市販の薬の使用は避けましょう。
市販の解熱剤には重篤な合併症であるインフルエンザ脳炎や脳症を発症させる危険性が指摘されています。